焼岳登山記録その2(山頂到着後)

焼岳登山記録その1(登頂まで) - フラニーとやさしい世界 の続きです.

 

山頂到着後:

前評判通り360度全てが見えて素晴らしい景色だった.ひとまずひとしきり写真を撮りまくった.写真を撮ったり撮ってもらったりした.

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南東~南南東方向.木曽駒とか北岳の方角.話しかけてきてくれた人は左の方に富士山がぼんやりと見えると言って教えてくれたけど,視力の問題か自分には見えなかった…

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南南西方向.乗鞍が綺麗に見えている.美しい.

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南西方向.このとき立っているのは北峰なのだが,これが南峰で,焼岳の真の最高峰らしい.火山ガスの影響で立ち入り禁止になっている.恐ろC

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西南西方向.不思議な色の池がある.熱そう?

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西北西方向.地球が丸い(気がする)

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北北西方向.その1でも載せた笠ヶ岳の全容が見える.山頂が平らだからか,挽いてるときガリガリやる音がめっちゃ響いてる気がしてなんとなく気恥ずかしかった.良い感じに写っているが,今回は粗さが細かすぎたようで,お湯を注いでるとき全然膨らまなかった.家でもたまに練習してるが未だに上手く膨らませられたことがない

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北北東方面.写真では小さくなっちゃってるけど,槍ヶ岳穂高連峰が綺麗に見える.めちゃめちゃかっこいい.下の方に緑色の屋根が見えて,あれが焼岳小屋.右の方には赤い屋根が見えるが,あれが上高地温泉ホテルなので,帰りはあそこまで下ることになる.あとは正面の高めの位置にちょっとだけ薄めの緑色になっている辺りがあるが,肉眼ではあの辺りに赤い屋根が見えた.おそらく西穂山荘だと思う

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北東方向.上高地の川の形がくっきりとわかって面白い.めちゃめちゃ平たいことがよくわかる

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東方向.六百山とか霞沢岳なんて名前らしい.下山してから上高地温泉ホテルの近くにある看板を見ていたらこの山塊のことが書いてあって,あまり登られることはないとの記載があった.結構立派な山容なのだが…

お昼ごはんはお湯を沸かしてカップラーメンを食べた.めちゃめちゃおいしい.そういえば昔はカップラーメンとコーヒーの食べ合わせはどうなんだと思ってた気がするけど,いつの間にかなんとも思わなくなってた気がする.

 

下山まで:

中の湯から来て上高地に下る人が多いことを思うと,中の湯側を見ないのはもったいない気もしたが,帰れなくなってしまうので予定通り上高地に下る.行きですれ違った人が言うには中の湯側はあんまり紅葉って感じではないらしく,その意味では上高地側の方が綺麗な模様.

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鞍部を右に行くと中の湯へ,左に行くと上高地に至る

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小さいが中心の煙の辺りに人が写っている.4人組くらいで何かを調査してそうだった(ひょっとして大学院生?)

帰りはほとんど写真を撮らずに下山した.途中のエネルギー補給はアミノバイタルタブレットを10粒くらい噛んだ気がする.

行きでは暗くて見えなかった田代橋~焼岳登山口のハイキングコースがなかなか綺麗だった.

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思った以上に色鮮やか

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水がめちゃめちゃ透明で,よく見たらわかるが小魚がたくさん泳いでいる

 

YAMAPのデータ:

下山後止め忘れて温泉に入ってしまったので30分くらいは余計にカウントされている.かなり疲れたし足もボロボロだけど,今回は途中座り込んでしまうようなことがなかった辺りに若干の成長を感じた.

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下山後:

下山後は田代橋徒歩5分の上高地温泉ホテルで入浴した.日帰り入浴は出入り口が分けられていて,気を使わずに使えてありがたいという感じ.なかなかアメニティが充実していて,個人的には石鹸が置いてあるのが嬉しかった.露天風呂が素晴らしく,定員1,2名の桶の風呂が2つ置かれいて,ザバーッとお湯を溢れさせながら入って,桶の縁に両肘を出して王様のように入っていた.結構長居してしまって,全ての身支度を整えてホテルの外に出るまで計1時間くらい使ってしまった.

その後は上高地を適当に散策して帰宅した.入浴に時間を使いすぎて大正池には行けず,田代池まで行って戻ってきた.上高地の写真は上げなくても良いかなという気がするので,登山に関係ありそうなものだけ上げることにする.

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上高地温泉ホテルの目の前の川沿いの看板

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同地点での景色.六百山と霞沢岳.川の音に癒やされる

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ええ…となった熊目撃情報.このときまで上高地には熊はいないんだろうと思ってたので,結構背筋が凍った.速攻で熊鈴を装備した(今更)

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上高地が平たい理由的なことが書いてある

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バスターミナル横の建物内の掲示板.今年の梯子がいつ撤去されるか,21日の時点ではまだネット上には情報が出てなかった気がする.結構危なかった

バスターミナルまでの道でお腹が減りすぎて限界だったので,平地だけどパワーリキッドをもう1つ食べて,アミノバイタルタブレットも7,8粒くらい追加した.サプリ系(?)だけでどれくらい行動できるんだろうと思って形のある行動食を減らしていたけど,早朝から夕方までの活動だと流石にもう少し食べた感があるものを摂った方が良いのかもしれない.帰りのバスでは非常食諸々を開けて食べまくった.

バスターミナルでは松本などへの路線バス待ちの人が列を作っていた.全然乗れないというほどではなかったけど,高速バスだとこういう煩わしさがないのも良いところだなあと思ったり.眠れなくてもそれなりに活動はできそうなので,上高地みたいな電車だと行きにくいところに行くときはちょくちょく使っていきたいですね.

おわり.